▲TOPに戻る 伊平屋島から海の恵み【もずく】

伊平屋島の太もずく!

伊平屋島からシマムーです! 伊平屋島の美味しいものや魅力を紹介していきたいと思います。

今回とりあげるのはもずくについて!

伊平屋島のもずくはだいたい2月から収穫が始まり6月ぐらいに終わります。すべて養殖です。養殖ってイメージつきますか? 私はてっきり最初から最後まで広いプールで育てるのかと思っていました(笑・恥ずかしいほどの無知)。話を聞くとなかなか大変そうで、種を培養して、網に種付け(これはプールみたいなところで)、定着したことを確認してから海に網を張る。そして成長にあわせて場所を移動したりするそうです。かなりの体力勝負!

手間ひまかけて、体力使って、我が子がごとく大切に育てたもずく。今日もどこかで収穫していると聞き、野甫港で張り込みをしてたら、船がやってきました!

収穫したもずくはカゴに入れて、日が当たらないようにしています。もずくは日光や雨に弱いんです

収穫したもずくはカゴに入れて、日が当たらないようにしています。もずくは日光や雨に弱いんです

ホイストクレーンを使って、もずくの入ったカゴをトラックに移します。これ人力でやってたら絶対腰やばい!!

ホイストクレーンを使って、もずくの入ったカゴをトラックに移します。これ人力でやってたら絶対腰やばい!!

トラックに移し終えたら、ちゃんと日差しケア!

トラックに移し終えたら、ちゃんと日差しケア!

収穫したもずくは伊平屋村漁業協同組合のもずく加工場へ

さて、もずくを積んだトラックはもずく加工場に向かいます。もずく加工場では、もずくを受け入れ、異物が混入されていないか確認し、キレイに洗ってから塩漬けします。
あまり若いもずくだと塩で溶けちゃうので、収穫前日には試し採りして組合長やもずく加工場長に確認してもらい「OK」をもらってから進めます。漁協と海人の連携プレーってやつですね!

もずく加工場の搬入場所には屋根があるので、日差しや雨からもずくを守れます

もずく加工場の搬入場所には屋根があるので、日差しや雨からもずくを守れます

若手くんがもずくの重さに四苦八苦しているのを見てハラハラドキドキ

若手くんがもずくの重さに四苦八苦しているのを見てハラハラドキドキ

もずくを広げて、小さな魚介類や雑草などの異物を取り除きます

もずくを広げて、小さな魚介類や雑草(海藻)などの異物を取り除きます

写真ではわからないかな? 水の中、網の下ではもずくがゆっくりと運ばれています

写真ではわからないかな? 水の中、網の下ではもずくがゆっくりと運ばれています

異物を取り除き、水で洗われて行きつく先はこのタンク。もずくはここで2、3日塩漬けにされます

異物を取り除き、水で洗われて行きつく先はこのタンク。もずくはここで2、3日塩漬けにされます

もずく運搬で使用されたカゴも一つひとつ丁寧に洗っていきます

もずく運搬で使用されたカゴもキレイに。乾くともずくは我が物顔でカゴから離れません!

塩漬けにされたもずくの缶かん詰め

タンクの中でじっくり塩漬けになったもずくは、今度は缶に詰められます。

タンクからもずくを台の上に流していき、ここでも異物チェックを行いながら缶に詰めていきます

タンクからもずくを台の上に流していき、ここでも異物チェックを行いながら缶に詰めていきます

次々ともずくが詰め込まれていく一斗缶

着々と出来上がる一斗缶。この後はフタをしてPPテープでがっちり止めます

伊平屋島自慢の太もずく! オンラインショップで常時購入できます

海人が大切に育て、工場の人たちが丁寧に選別。多くの人の手を介してパッケージされていくもずくには愛情がこもっています。まさに『いへやじゅうてー』。
※『いへやじゅうてー』とは、小さな島にある限られた資源を分かち合い、相手に尽くそうとする「伊平屋ならではのおもてなし」という意味です。

オンラインショップ【伊平屋のうまいもの『いへやじゅうてー』】では、常時塩もずくを販売しています! この機会にぜひ伊平屋島のもずくを食べてみて下さい!